刑事罰を相応の金銭によって買い取る事ができる法律。これによって買い取られた刑罰は購入者に帰属することとなり、いかなる刑罰も求める事ができない。また、前科を科さない。
　��懲役年数換金法”��罰則年数相対換金法”��刑事罰累積懲役法”と合わせて運用される。

　懲役年数を一年単位で金銭によって買い取る法。
　これにより、懲役年数の軽減及び免責が可能。

　“懲役年数換金法”による懲役年数売買時における金額を定める法。
　罪状やその軽重は問わず、単純な年数×金額によって計算される事をこれに決める。
　懲役一年×３００万円（仮）
　【例】懲役３０年×３００万＝９０００万

　以前までの無期懲役、死刑の制度を廃止。全ての刑事罰を懲役とし、これを加算する。
　これにより罪状が多ければ多いほどその刑罰は長期となる。
　【例】異常殺人＋計画窃盗＋切断死体遺棄及び快楽損壊＝懲役２６１年（判例に基づく試算）

　被疑者の生存権利期間を１００年とし、そこから被疑者の現在の年齢を引いた数字を懲役刑が超過する場合、そのものは生存権利を失い、所定の手続きに基づき死刑となる。
　【例】被疑者（３２）＋懲役７２年−生存権利期間（１００）＝４年の超過＝死刑
　��刑罰換金法”による懲役の購入による懲役年数の軽減をもってのみこれを逃れる。

　公務員資格の種別によってその階級を下層・中層・上層の三階層に分ける制度。
　下層――地域治安や交通整備など軽犯罪を主に取り扱う。
　中層――凶悪事件や組織犯罪を取り扱う。
　上層――警察組織の統括。方針の決定や運営。

　警察学校卒業時に行なわれる試験。この結果によって三層内の階級を決定し、職務が任命される。試験は卒業生が希望する職務別に行なわれ、その中での階級が決められる。また階級によってのみ職務が決定されるわけではなく、希望や適正、昇進などによってその職務が適宜変更されるが“中層特ニ級”に限ってのみ職務の変更は認められない。
　【例】※階級別選抜試験後すぐの主な職務。下記の通り必ず例の通りになるわけではない。
　　下層一級――白バイ隊員、警察署職員。
　　　　二級――派出所勤務、盗難探索員。
　　中層二級――刑事課捜査員。
　　　　特ニ級――独立捜査員。
　　上層一級――管理官、課長補佐。
　　　　三級――公安課捜査員、監査部職員。

　中層特二級の者のみがこれに任命される。
　独立捜査官の特徴
1. 退職まで職務の変更が無く、現場に立ち続ける事ができる。
2. 捜査本部に入る事無く、捜査に参加する事ができ、全ての情報の開示を求める事ができる。
3. 独立捜査官は所轄に属する事無く、全国内の捜査権を持ち、全ての警察関係施設に協力を要請できる。
4. 独立捜査官が逮捕した被疑者が“罪罰換金法”の適用を行なった場合、捜査官は支払われた金額の１パーセントをその報酬として受け取る事ができる。

　16才未満の経済的に生活が困難な者は、所定の機関から16才に達するまでの間、国に衣食住の提供を要求する権利を有する。
　その生活保護にかかる費用はその後の支払いとし、16才を越えても支払いが困難な者は、所定の機関にて強制的に労働に従事させるものとする。

　現代の新しいエネルギー源。淡く青く光る特殊な性質を持っており、それを介することで電力が増幅される。
　非常に高価であり、その希少価値が故にあまり知られていないが、人が触れるだけで急性アレルギー反応を起こして死んでしまう程の猛毒。

　旧体制下において最難関とされていた大学。新体制下においては真砥大学に次ぐ２位の立場に位置する。
　新設の真砥大学と違い、古くからの歴史があり、格式が高い。そのため、学生は名家の出が多く、九帝大学に通うことに誇りを持っている。
　真砥大学を認めず、九帝大学こそ最難関だと考える者も多い。

　キザキコーポレーションの社長。貧しい出自からも一代で会社を国内有数の企業に成長させ、未だに高い成長率を保っている。一般的な倫理観よりも自らの倫理観を優先する。無神論者。